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Holiday 2008 夏

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イタリアのサルディーニャ島に4泊5日のホリデーに行ってきました。泊まったのはここトリップアドバイザーのサイトで「子連れにお勧めのホテル」で検索して出たのがここ。出発前に見ていたらどんどん悪いレビューが上がってきて少々げんなりしながらも、やっぱりホテルはホテル。どんなにぐちゃぐちゃに散らかしても帰って来たらちゃーんと生理整頓されているし、タオルは一日に2度も新しいのと替えてくれるし、水回りも使いやすくて、主婦にとってはなによりも有難いサービスでした。

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特筆すべきは水の透明度。真っ白な砂浜。真っ青な空。焼け付くような日差し。
ビーチは浅瀬が何百メートルにも広がっていて、ずっと膝ぐらいの深さ。うちの子供たちにはちょうどよい深さでした。泳ぎたい人にとっては浅すぎるかな。うちの旦那は海で泳ぐとどこまでもどこまでも見えなくなるまで沖に行ってしまう人なのですが、今回もまた然り。頭に風船でもつけて泳いで欲しい。待つ身にもなってくれ。サメに食われやしまいかと心配でしょうがない。

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初めての海。子供たちの目にはどう映ったんだろう。極度に水を怖がるゴジラくんは水の中より砂浜で遊ぶ方が楽しかったよう。冒険好きのオイカちゃんはどんどこどこまでも水に入って行こうとしてました。顔にかかった水が余りにもしょっぱいのにビックリした顔が可笑しかった。

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食事は朝晩ホテルについていたので外で食べる機会がなかったのだけど、1度だけ子供たちがお昼に寝てくれたのでバギーに乗せたままホテルお勧めのレストランでランチを食べました。このパスタ、15センチくらいでちょっとねじれていて、中に切れ込みが入っている面白いパスタでした。さっと火を通しただけのムール貝のシンプルパスタ。美味しかったです。
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パスタだけではお腹が一杯にならなかったので追加で注文した盛り合わせ。
右上のトロみたいなのが日本人の心を鷲掴み。まるでお醤油とワサビでマリネしたような感じで思わず、「白いご飯下さいっ!」と叫びそうになりました。

ホテルは住宅地の中にあって、ハイストリートはお土産屋さんと旅行客相手のレストランやら小さいスーパーやらがぽつぽつと並んでいるだけ。レンタカーもしなかったので特に出かける所もなく、ただただぼーっとしてました。いや、実際はぼーっとする暇はなく、子供たちの後を追い掛け回していたというのが実際のところ。

そしていつもここぞと言う時にトラブルが起こる我がダブルバギー。5月の日本の里帰りの時も、出発の日の朝パンクして使い物にならなかったのですけど、今回もやってくれました。1度近道をしようと砂浜を歩いたらそれだけでパンク。原因は5ミリくらいの小さい小さいイガイガの巻貝。バギー無しではちょっと辛いのでレンタサイクルのお店で身振り手振りでお互い話をするところによると、どうやらハイストリートに工具屋さんがあってそこにリペアキットがあるらしい。その日はもう遅くて閉まっていたので次の日の朝、旦那が買いに行ってホテルで修理。何事も経験ですな。

一番困ったのは晩御飯が8時からと遅かった事。今考えたら部屋で食べられるように手配すればよかったのかな?でもいつも7時半ぐらいにベッドに入る子供たち。余りにも遅すぎて毎晩酷い有様でした。結局5日間でゆっくり食事が出来たのは↑のランチだけ。子供たちは疲れると旦那では絶対だめで私に抱っこしてもらいたがるので毎晩泣き叫ぶ二人を膝に乗せての食事でした。はぁ・・・

子供たちを黙らせるため(笑)にポータブルDVDを旅行に持って行くのはそろそろ必需品になりつつありますが、うちはいつも旦那がPCを持ち歩いているのでそれで見られるし、まぁ子供用のDVD自体を持っていないので見せてはいなかったけれど、今回、飛行機の中でもホテルのレストランの中でもその数たるやすごかった!3人の娘に1台ずつ与えて一人一人違うDVDを見ている子供たちや、バギーの前のテーブルにDVDを置いて見せながら自分たちは夜ご飯を食べてる夫婦。車の中でもちらりと見えたのは後ろの座席に二つチャイルドシート、前のヘッドレストの所にDVDをそれぞれ付けて見せている人もいました。みんな苦労しているんだよね。(苦笑)

うちから空港までは車で約30分なので今回は私の運転で行きました。空港の駐車場は遠そうだったので鍵を預けて駐車してもらい、帰って来たら車を出口まで回してもらうというサービスを利用。これは便利で良かった。飛行機は行きも帰りも子連れだらけで、いくら泣こうが叫ぼうがお構いなし。また二人とも私の膝の上を争ってすごい事になっていましたけど。その隣で何事もなかったかのようにくつろいで紅茶をすする旦那。もう腹も立たない。余りにも日常すぎて。飛行機は格安航空のeasyjetだったけど(ここは座席指定がないのです)、5歳以下の子連れは先に搭乗させてくれたので我先にと席を争って走って行く必要もなかった。(笑)

今回、スペインで飛行機事故がありました。私も滞在先のホテルでニュースを見ましたが、私たちと同じように海にホリデーに出かける人たちだったんでしょう。子供たちも大勢いたに違いない。余りにも悲惨な事故です。亡くなった方々がどうか少しでも苦しまずにあの世に召されましたようにと願わずにはいられない。

「あーもーだから子連れの旅行なんて疲れるだけなんだ!」とか、「いい加減に手伝ってくれよ、旦那!」とか、「ホリデーなんだからちょっとはゆっくりさせてくれよ!」とか、全くリラックスできない旅行に苛立ちが最高潮に達してどっかーんと爆発しそうになった時にこのニュース。いや、やっぱり家族で無事に旅行に行って帰って来られたということ自体、幸せなんだと気が付かされました。実際はもうしばらく旅行はいいやと言う感じですけど。

山のような洗濯物が風に揺れています。さて、これで私たちの夏は終わり。明日からまたガンバロウ!
(長文読んでくださってありがとうございます。)
by matoryoshka | 2008-08-23 19:27

ゴジラ君(14歳)オイカちゃん(12歳)大きくなりました!


by matoryoshka